真宗大谷派(東本願寺)教団は、明治3年7月、 当時弱冠19歳の現如上人を責任者として、随員百数十名と共に 北海道の開拓、開教に着手いたしました。現在の札幌別院は、明治政府から下賜された地に、東本願寺の管刹(寺)を建立したのが始まりで、後に明治9年札幌別院と改められました。それ以後、北海道に於ける教化伝道の拠点となって活動し今日に至っております。
日本が誇る繁華街の一つ、すすきのを少し出ると札幌別院があります。春には桜、夏には蓮の花、秋には紅葉と、四季をゆったりと感じていただけます。およそ3万平米の広々とした境内は、街中の賑わいから一変、静かで穏やかな時間が流れています。